株式会社ユニック(本社:東京都足立区、代表取締役:竹内幹夫)は、橋梁塗装の剥離工程における完全無人化を目指す自走式ロボットにおいて、弊社が開発したクローラー走行ユニットが採用されました。
本ロボットは、川口スプリング製作所(埼玉県川口市)が主導する橋梁塗装の自動化プロジェクトの一環として開発されたもので、高所や狭隘部での作業を無人で安全に実施することを目的としています。ユニックはその“足元”を支えるクローラー部分の開発を担当しました。
弊社クローラー走行ユニットは、段差や凹凸のある橋梁面においても高い安定性と機動力を発揮。独自設計により、複雑な構造物の中をスムーズに走行できる性能を実現しました。これにより、従来は作業員が危険を伴いながら行っていた塗装剥離工程の無人化が、現実のものとなります。
ロボットアーム部には、川崎重工業製の6軸アームが搭載されており、精密かつ柔軟な作業が可能です。ユニックは、本プロジェクトを通じてインフラ保全分野の省人化・安全性向上・効率化に貢献してまいります。
※本取り組みは、2025年5月28日付の日刊工業新聞にて報道されています(記事タイトル:「橋梁塗装、ロボで無人化 川口スプリングら開発」)。
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