今回は第 33 回 New 環境展 2024(5/22～24 開催)に出展されている「光洋機械産業株式会社様」のブースに取材に行きました！
光洋機械産業株式会社様へは以前ユニボを納品しており、どのように活用されているか楽しみです。
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—-今回ご対応して頂くのは事業開発部部⾧の山下さんです。山下さん宜しくお願いします
山下さん：事業開発部の山下です。本日は宜しくお願いします
—-普段どんなお仕事をされているか教えてください
山下さん：オープンイノベーションとよばれる自社の技術だけでは無く業種や分野を超えた他社様の知識・技術を集約し事業開発を行っております。
—-実物を拝見させて頂きました。ユニボの上に乗っている物はなんですか？
山下さん：はい、国土交通省様の「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」で開発している装
置になります。技術研究開発名称は「索道技術を利用した災害対応運搬技術の開発」で、
この事業で開発を行っている弊社製品の昇降式足場「パワーマスト」の簡易組立装置となり
ます。索道の支柱部分になる役割をもっています。
—-昇降式足場の活用は今までにない事例なので大変興味深いです。どのように活用されているか教えてください
山下さん：災害時の応急復旧対策として、土のうや支援物資、瓦礫等の運搬は人力によるものが多く、多大な労力が必要になります。そのため索道技術を活用した運搬方法を開発しています。また、クレータや平らな場所が少ない月面での資材や採掘資源の運搬に索道技術を活用し開発を行っています。
昇降式足場「パワーマスト」の簡易組立装置の土台となるベースにユニボのクローラ機構を装備することで、災害現場や月面の不整地での装置の移動が容易になります。昇降式足場「パワーマスト」で支柱を立て、可搬性の高いウインチを取り付ければ、支援物資や復興に
必要な資材などを遠隔・自動制御で効率的な運搬を可能にし、インフラ等の早期復旧が可能となります。
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—-ありがとうございます。ユニボ導入前は何が懸念、課題でしたか？
山下さん：昇降式足場「パワーマスト」のベースがキャスター式になっており、不整地での移動が困難でした。
—-災害時というお話がありましたがターゲットは？
山下さん：最終目的は、月面での洞窟内への物資投入や月面永久影と日照域との連続運搬システムの開発です。
—-月ですか！？
詳細はこちら「宇宙無人建設革新技術開発推進プロジェクト 2024」
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/sosei_constplan_tk_000045.html
(リンク先：国土交通省)
